祖父母の家の断捨離

あれは忘れもしない8年前の冬のお話です。

私は父、母と一緒に祖父母の実家の断捨離を行っていました。

何故祖父母の家の断捨離をやっていたと思いますか?

実は高齢のため、祖父は体が動かなくなり寝たきりになりました。

また祖母は認知症が進行していたため祖父母二人でこの家で

社会的な生活を送るのは不可能だと父が判断したからです。

つまり祖父母は長年住んでいた家から老人ホームへと引っ越すことになったため

家に長年たまっていた不要なものを断捨離する必要があったのです。

しかし祖父母は「不要物を捨てる」ということをあまりしないため家のいたるところに物が溢れかえっていました。

テレビで言うゴミ屋敷ではありませんよ。一見、物もちゃんと整理整頓されていました。

祖父母は決して掃除が出来ない人間ではありませんでした。ただ、「不要物」を捨てることが出来ない人間だったのです。例を挙げましょう。祖父は長年、勤めていた会社を退職した後趣味の一環として書道を始めていました。祖父は書道に夢中になり賞も貰うことが出来ました。

しかし祖父はゲン担ぎのためか自分の愛用の筆をボロボロで使えなくなってもとったままにしていました。でも新しい筆もドンドン購入していたので祖父の部屋には筆が大量にありました。また自分の作品も一切捨てない人だったので祖父の作品が書かれた書道の半紙が部屋にあふれていました。また祖母は社交ダンスが好きで「もったいないから」という理由でダンスの靴やもう着ないであろうドレスがタンスの中に溢れかえっていました。

ですが私の父と母は気を使ってなかなか祖父母の問題に口を出せずにいました。

こうして祖父母の家を徹底的に断捨離しなければならないほどに事態は悪化しました。

具体的に何をしたとおもいますか?

まず、庭に置いてあった石の置物、ホームセンターで昔買った椅子、植木鉢などを朝廃棄業者の人に持って行ってもらうため道路に運び出していました。

あまりに重たくて筋肉痛で全身が筋肉痛になりました。

次に家にあった祖母のたまりにたまった(多分200着ぐらい)カビの生えたダンスの服を

ゴミ袋に無理やり詰め込みゴミ捨て場に運んでいきました。

また、壊れてタンスを片づけたり重い荷物もいろいろ運んだりしました。

そのなかで一番困ったのは「雉の剥製」です。

祖母は雉が好きで大きな「雉の剥製」を家の3階の奥に飾っていました。

正直どうやって捨てようか家族で困惑していました。

結局雉本体をグシャグシャに潰して無理やりゴミ袋につぎ込むという

方法を取らざるを得ませんでした。

そんなこんなで結局祖父母の家の断捨離には1週間ぐらいかかりました。

ですので高齢の親を持つ方と高齢の方は今から実家の断捨離をすることを強くお勧めします。